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2010年6月22日
訪問看護ステーションを設立〜ニュートラルなステーションをめざして〜
西井拓也 ⁄ 精神科看護 2005年11月号掲載

■1:はじめに

2005年7月1日、精神に障害をもつ人の看護を主な対象とする「ハントン訪問看護ステーション」を大阪府吹田市に設立しました。代表者の私は医療関係者ではありませんが、地域の医療関係者や行政の方など多くの方に助けられ、支えられた訪問看護ステーションです。今後も見守っていただけるよう、一生懸命に活動していきたいと思っています。

■2:始まりは10か月前
ある晩、精神科に勤める友人の家でいっしょに食事していると、彼が愚痴をこぼし出しました。もうちょっとで退院できる段階まできた受け持ち患者さんがいるが、いまのご家庭の状況だと退院してもまたスグに病院に逆戻りしてしまうというのです。患者さんは退院に向けてずっとがんばってきたのに、ご家族の受け入れ状態が心配で退院させられないという話でした。
私が「そういう患者さんって、この先どうなるの?ずっと病院暮らし?」と尋ねると、彼は「現状ではそうなるなあ、家族も受け入れがむずかしいだろうし……。訪問看護を入れられれば、なんとかなると思うけど……」。
私が「訪問看護」という言葉を聞いたのは、このときがはじめてでした。そのときまで訪問看護という医療サービスがあることを知りませんでした。聞けば、地域には精神科領域の訪問看護をしているステーションがなく、地域のクリニックではそのクリニックの患者さんの訪問で手一杯だということでした。
彼の看護への執念と患者さんへの思い。
看護師が独立して事業を始められる訪問看護ステーション。
周辺地域の医療機関の「困った」にも協力できるかもしれない。
この状況が、私の仕事欲をかき立てました。
ただ、一般的な起業と違い、訪問看護はいったん始めたら、安易に撤退することはできません。やってみてうまくいかないから、いったん退こうという方法は使えません。利用者様にも周囲の医療機関にも大変な迷惑をかけることになります。友人にも家庭があります。中途半端にGOサインを出すことはできませんでした。
その翌日から、訪問看護のリサーチが始まりました。訪問看護ステーションを設立する10か月前の夜の出来事でした。
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